今日のみんみん♪

Misakiの幼い頃からのあだ名は”みんみん”。みんみんの日常生活をあれもこれもゆるーく綴ります。

私の脳波は卑弥呼並み

片頭痛もちなので、ここ数年、頭痛専門医の清水俊彦先生の診察を受けているが、半年に一度は脳波をとる事になっている。片頭痛は、ほっておくと、良くなる病気ではなく、徐々に違う形に変形して悩ましてくれるらしいので、キッチリ治療しないといけない。なので、私は真面目に診察に通っている。

昨日も脳波をとった。

私の脳波は筋金入りだ。何が筋金入りかと言うと、過敏で興奮性が高いところ。つまり、変化や刺激をすぐに感じとるということだ。天気・天候の変化や、まぶしい光、カラダの中のホルモンの変化などなど、そういった些細な刺激や変化で片頭痛になってしまう。食べ物も時によって影響する。チョコレートや赤ワインも私の場合、片頭痛の誘引となってしまう。

天気が崩れる前、台風が来る前、頭が痛くなる。こういう女性を”卑弥呼”体質と呼ぶそうだ。(by 清水Dr.)卑弥呼は低気圧が来る前、「これから雨が降る」とか予言して、暗い部屋の中にいつも閉じこもっていたそう。これって片頭痛女子の特徴でもあるので、卑弥呼片頭痛もちだったという説があるわけ。

なにせ、低気圧に 敏感なので、晴れていても、低気圧が近づいてきたら、「今夜雨が降る」とか「明朝、雨が降る」とか予言できる。そして、それが天気予報より当たるのだ。夫は何も感じないらしい。時々、思う。同じ人間なのに、どうしてこう過敏な人間と鈍感な人間が共存しているのだろうって。

それにしても、今の時代、なんの役にも立たないスキルだ。太古の昔に生まれていたら、私だって、卑弥呼のように君臨できていたかもしれない。でも、現代に生まれたので、ただのオバハンで終わってしまった。

以前、私の脳波をみて、清水Dr.が「あなたは、絶対に噛み付いたらいけないオバハンだ」とニヤつきながらおっしゃった。受診中、どんなにおしとやかに振舞っていても、穏やそうな患者のふりをしても無駄のようだ。脳波を見れば、その人の気質がわかってしまうらしい。

脳波をとるときは、光をバシャバシャ当てられ、光に対する反応も確認するのだが、今回も私の脳は眩しい光が苦手と脳波で読み取れた。なにせ、洗濯物を干す時でさえ、サングラスをしているのだから。運転するときもサングラスは欠かせない。私の目つきがキリッとしているのは、光が眩しいからだけ。美人だからではない。

就寝中も、カラダは休んでいるのに、脳は休んでいないので、寝ているとき忙しくて仕方ない。起きている時より、忙しい。

昨夜は夢の中で、同窓会があり、一次会は神戸で行い、その足でみんなで二次会をサンフランシスコで行うため、飛行機でドタバタ皆んなでひとっ飛びした。冷静に考えたらあり得ない話だが、あまりにリアルで、起きたら、もうクタクタだった。

おとといは、うたた寝したら、カーレース(F1レース)に参加していて、激戦だった。私はレーサーだった。すごいスピードを出していて、接触事故を起こしそうになっていた。でもそのスリル感はたまらなかった。

 

今日の診察で、私は清水Dr.に訴えた。

私:「毎晩、いろんな夢を見て、ぐっすり眠れません。寝ていても脳が興奮しているのがわかるんです。夢の中で忙しくて、忙しくて、起きたらもうグッタリなんです」

清水Dr.:「あなたの夢はカラーだろう?後頭葉の脳波を見たらわかるよ」

私:「もちろん、カラー、色付きの夢ですが(えっ夢って白黒なの?普通?)」

清水Dr.はニコニコしていた。

 

あなたの夢はカラーですか?白黒ですか?

うーん?

 

毎晩、夢をみるので、毎朝のように夫にこんな夢を見たと報告する。

夫はもういい、聞きたくない、疲れるから、と言う。「しかし、大変だね〜」と同情はしてくれる。私ともう18年間、生活を共にして来ているので、もう慣れたのだろう、ベストな対応法だ。

あ、そうだ!あの本を読もう。

 (読んでから、紹介しろやとか言わないでね)今から読むから。

明恵 夢を生きる (講談社+α文庫)

明恵 夢を生きる (講談社+α文庫)

 

私も明恵のように夢記をつけて、夢で生き方を変えてみる必要があるのかもしれない。

 

今日も「今日のみんみん♪」に来てくれてありがとう!